天然の木と自然素材を使った健康エコ住宅の良さを
伝えると、その良さに共感はしてもらえるものの
コストを気にする人が多いようです。
合板やビニールクロスが使用されるのは
部材の価格の安さとともに熟練工が不要という長所があります。
一方、自然素材はそれ自体が高価であり
漆喰、珪藻土などの壁材を塗るには職人技が必要です。
最近珪藻土を初めから塗り込んだパネル式の建材が登場し
これならコストも安くなりますが
パネル張付けに化学接着剤を使用することもあり
本末転倒といわざるを得ません。
例えば、一般の住宅と健康エコ住宅
同じように建てようとしても
やはり健康エコ住宅の方が値が張ります。
しかし住宅というものは建ててから終わりではありません。
その後何十年にわたり人が住んでいくものです。
その間には冷暖房費用がかかったり
何年かごとにメンテナンスも必要です。
先述のように湿度をコントロールしてくれる
自然素材を使用した家であれば
夏はさらさら、冬はうるおいがあるため
冷暖房費用が一般の住宅に比べ少なくなります。
例えばトイレの壁も全面無垢の木を使用すれば
木が呼吸してくれるので芳香剤なども必要としません。
さらに健康エコ住宅は家の寿命が長いことも長所です。
一般の住宅は平均して25年と言われていますが
健康エコ住宅なら50年はもちます。
このように考えてくるとトータルで家の価値を見た場合
健康エコ住宅が必ずしも割高とはいえないのです。
健康エコ住宅といっても
接着剤を塗り固めた材料であったり
「もどき商品」が多いのも現実です。
そこで間違いなく健康エコ住宅を手に入れる
5つのポイントを紹介します。
①無垢材(自然素材のまま)をふんだんに使用した家づくり
②床材には無垢の単層フローリングを使用
③壁と天井は紙クロスや布クロス
珪藻土クロスもしくは塗り壁を使用
④畳を使う場合は本物のいぐさに藁床がオススメ
⑤結露防止策(断熱・気密・換気・全館暖房)がなされていること
住宅は一生の宝です。
健康エコ住宅のよさを体感しに是非一度お越しください。